藁の盾見てきた(ネタバレ感想

ということでネタバレになるのでご注意ください。










この映画は細かいところを考えてはダメでした。



突っ込み所は多い。
始めの方のタンクローリー突っ込んできたシーンは笑いそうになった。
なんかボタンをポチって押してドーンって。ガンダムWかよ。

そしてそれを狙撃してた警官(永山)が爆発しているのを後ろに格好良く歩いてくるの。
シティーハンターみてえだな!って思って、あまり考えてはいけないのだな・・・と。


他にも・・・。
・公安の奴って結局なんだったの?
・新幹線を止めるために物を投げ込んだ?武装した警官が一番恐いって言ってたけど、こいつのが恐いわ。
・序盤から警官裏切りすぎだろ。
・居場所バレバレのはずなのに、なんであの田舎道に現れたのが女の子の父親だけなんだよ。
・大沢たかおは防弾チョッキ着てたのに、なんで松嶋菜々子着てねえんだ?
・最後どうやって藤原竜也をおとなしくタクシーに乗せたんだ。
・なんで山崎・・・etc


いや・・・止まらないわ。
でもこれは正直どうでもいいんじゃないのかな。

そもそも原作がビーバップハイスクールの作者だということだし、漫画的なんだろう。



ようは屑みたいな奴を守る必要があるのか云々ってことなんだけど。
正直、そんなシチュエーションになることもないだろうし、警官でもないかぎり共感が出来ないかなあ。
殺してしまえとは思わないかも知れないが、殺されるのを止めようとも思わないかな。

大沢たかおの行動原理がイマイチ・・・。
相棒の杉下右京のように「法治国家なのだから法で裁かれるべき」って感じでもなかったからなあ。

自分の心の嫁の声に従うとか・・・。



松嶋菜々子が一番心情的には近かったかなあ。
それにしても迂闊すぎるだろ、あなた・・・。

あと松嶋菜々子のシングルマザー設定をもうちょっと生かせればなあ。
父親わからないって事だけど、それがとくに話と絡むことはなかった・・・。

あとずっと子供を娘だと思ってた。
顔も女みたいじゃなかった?

話の流れ的にも娘の方がしっくりくるよね。
大沢たかおの嫁の腹の中にも、女の子がいたって言ってたし。



でとことん藤原竜也を悪に見せていたところから、三池監督は悪人は悪人って考え方なんだろうな。
悪の教典もそんな感じだった。

自分は性悪説に近い考え方だ。
だから藤原竜也の母親が自殺したけど、あそこまでの悪人に育つって事は育て方にも問題あったんじゃないか?と思います。
感受性というのもあるから、同じ事を受けても曲がったり曲がらなかったりすることもあるだろうけど、やはり人間の考え方とかは成長する中で変わっていくものだし、ねじ曲がった考えになるにはそれなりの理由もあるだろうと。


そもそも悪って何なんだろう。
犬や猫に悪やら善やらって概念自体ないだろう。

でも人が人として知恵をつけて今の社会を作っていって。
そのなかでルールが出来、悪い事の境界線を作っていった。

そうして出来た司法というルールは、人として守るべきものなのだろう・・・と思います。




まあ・・・こういうことを久しぶりにジックリと考えたり出来たので、個人的には面白かったです。

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